(概要)
相葉君の授業は、2つのパートに分かれていました。
前半パートは、この合宿のために、生徒にお弁当を作って来てもらい、そのお弁当を見せてもらう時間でした。
この様子は、大阪初日のレポートに詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。
大阪初日のレポートは ⇒
こちら。
後半パートは、メンバ(毎回一人)の小さい頃に食べていた懐かしのお弁当を用意して、それをメンバで食べてそれについて話す時間です。
また、そのお弁当の中の一品をメンバのお母さんから事前にレシピを聞いて、レシピを見ながら相葉君とそのメンバが再現するコーナーでした。
以下は、今回のレシピ再現の様子をレポートします。
相葉「
じゃあ、みなさんもおなか減ってきたでしょう?
」
二宮「
いやぁ、見てたら減ってきますよ。
」
相葉「
行きましょう行きましょう。
」
相葉「
用意しました。
」
二宮「
ありがとうございます!
」
(メンバが食事するテーブルに移動)
相葉「
ということで、今回ですね、皆さんがそれぞれ幼少期に食べていたお弁当を
お母さんに聞いてですね、レシピを再現していますので、
その中の一つ、今日は、誰のお弁当を紹介するか、二宮君、引いてください。
」
二宮「
見てました?俺、ここですげー、手を拭いたんすよ。
」
(ボックスからメンバーカラーのボールを取り出す)
二宮「
あらっ!
」
相葉「
相葉君でーす!
」
二宮「
相葉君。
」
相葉「
相葉君のお弁当、紹介しましょうか。
」
二宮「
お願いします。
」
相葉「
じゃあ、こちらです!
」
(相葉君が使っていた同型の弁当箱)
松本「
相葉さん、だいぶ年季入ったお弁当箱ですね。
」
相葉「
だいたい保育園の頃だから、30年前に使ってたんだけど、
俺が使ってる時から、すっげー汚くて。
」
二宮「
いや、すっげー汚いわけないじゃないですか。
」
相葉「
ホントホントホント。
これ、30年っていう年季じゃないでしょ?
」
松本「
その、なんか、漫画っつーかアニメっつーか、見たことないんだけど。
」
相葉「
月光仮面じゃないんだよ。
」
二宮「
そのキャラクター見たことないもんな。
」
相葉「
何でか、謎が解けました。
」
櫻井「
金田一さん?
」
相葉「
見えるかな〜
」
(お弁当箱の裏のアップがスクリーンにうつされる。なにやら文字が刻まれている。)
相葉「
「あ、い、ば、か、つ、ひ、さ」
」
櫻井「
あれ?
」
相葉「
親父だね。
」
櫻井「
お父さんだね。
」
二宮「
親父の使ってるの?
」
相葉「
親父の代から使ってたやつを、俺が使ってて、また弟が使ってたの。
」
松本「
すごいね。
」
櫻井「
え?そんなにお弁当箱って持つの?
」
相葉「
これ、だから、アルミの、日本製ってすごいんだね。
」
二宮「
すごいね。
」
相葉「
僕らの時さ、これにご飯だけ詰めて、食べる前にストーブの上に乗っけて
暖めて食べたよね。
」
松本「
あー、あったね。
」
相葉「
そう。おかずはおかずで出てきて。
」
相葉「
主食だけ持ってきてくださいとかさ。
」
相葉「
はい、オープンしましょう。
」
相葉「
オープン!
」
(彩が綺麗な美味しそうなお弁当が現れる。唐揚げ4個、卵焼き、タコの形にしたウインナー、プチトマト、緑黄野菜が綺麗に並んでいる。)
相葉「
懐かしい!
」
櫻井「
美味そう!
」
二宮「
美味そう!
」
二宮「
おなか減ってくるね。
」
二宮「
これ、だから、相葉君の家の当時のお弁当を再現させていただいたんですね。
」
相葉「
そうですね。
」
二宮「
お母さんからコメントいただいているんで。
」
相葉「
ホントですか?
」
二宮「
はい。
」
二宮「
(本人は)読みにくいだろうから、私が代読させていただきます。
」
相葉「
お願いします。
」
二宮「
まず、唐揚げが好きでしたね。
ウインナーをタコの形にしたり、卵焼きを入れたり、色合いを綺麗にしようと
プチトマトを入れましたが、プチトマトは残ってました。
」
松本「
マジ?
」
二宮「
嫌いだったの?
」
相葉「
ちっちゃいころはね。
大人になって今はぜんぜん大丈夫なんだけどね。
」
二宮「
でもね、お母さん、覚えてますよ。
何年も前のこと。
」
相葉「
食べればよかったなぁ。
」
松本「
今さら…。
」
二宮「
ちなみに、もう1個、お弁当があるんですよ。こちら。
」
(2段重ねのお弁当箱が出てくる)
相葉「
これも相葉家ですか?
」
二宮「
これもそうなんです。
」
櫻井「
ずいぶんでかいですよ。
」
二宮「
そうなんです。
さっきのお弁当は幼稚園の頃、幼少期のものなんですけど、
これは相葉さんが成長期、小学校から中学校、の時に食べていたお弁当になります。
見ていただきましょう。こちらです!
」
(お弁当箱の上段を開くと、オムライスが出てくる。)
櫻井「
うわっ、美味そう。プライスレス!
」
二宮「
さらに!
」
(お弁当箱の下段を開くと、焼きそばと唐揚げが出てくる。)
会場「
えーっ!
」
松本「
炭水化物に、炭水化物、ですね。
」
二宮「
そうなんです、相葉さん。
成長期って、こうなんです。
」
櫻井「
だって、どんぶりご飯に換算しても2杯分くらいはあるよね。
」
松本「
あるねー。
」
大野「
これ全部食べてたの?
」
相葉「
食ってた。
」
二宮「
すごいよね。
」
相葉「
なんかね、豚肉とか入ってないの。
」
櫻井「
へー。
」
相葉「
海鮮、タコとかね。
」
二宮「
入ってないっすか?
」
松本「
イカ?
」
相葉「
イカだね。
」
松本「
イカとエビか。
」
二宮「
食べながらじゃあ聞いてください。
こちらもお母さんからコメントいただいています。
」
二宮「
成長期になると色合いよりボリューミーなもの、お肉を好みまして、必ずお肉料理を入れてました。
たまに変わり種ということで、オムライスと焼きそばの2段重ねギッシリ入れたら、『くどい』とブーイングされました。
」
松本「
おいおいおい、せっかく作ってくれたんだぞ。
」
相葉「
さすがにこの量ね、ないでしょう?
」
二宮「
そして相葉君のお母さんからこんなメッセージもいただいています。
」
二宮「
二人の息子のお弁当を、少ないレパートリーの中から作っていました。
学校帰りのお弁当のふたを開けたとき、残さず空になっているときはすごく嬉しかったです。
今では二人とも社会に出て、お弁当を作ることもなくなり、懐かしい思い出です。
卒業間近に『もうお弁当は作らなくていいよ、今までありがとう』と、
次男に言われた時には涙が出ました。
」
会場「
(爆笑)
」
松本「
ちょっと待て。
」
二宮「
え?
」
松本「
急に次男エピソードになったけど、あれ(相葉君)、
長男ですよね?
」
二宮「
彼、長男ですか?
」
松本「
長男です。
」
相葉「
相葉家の長男です。
」
二宮「
長男に向けたメッセージをいただいたんですけど、次男のメッセージでしたね。
」
松本「
次男は言ったんだ。
」
二宮「
そうですね。
」
松本「
逆に言うと、長男は言わなかったの?
」
相葉「
長男は言ってません、これは。言ってないです。
」
相葉「
でも、次男は、ガッツリお弁当だったの。毎日。高校が。
その高校卒業の時に言ったんだと思う。
」
松本「
いや、違うよ、次男はやさしいんだよ。
」
相葉「
わかった、家帰って言うよ。
今までお弁当ありがとうって。
」
櫻井「
言った方がいい。
」
櫻井「
美味い!焼きそば、めちゃくちゃ美味い!
」
大野「
これは食える!
」
相葉「
ホント?
」
相葉「
この焼きそばを、今日作り方を聞いてきたんで、今ここで再現します。
」
二宮「
おお、いいじゃん!
」
相葉「
皆さんもぜひ、作り方見てください。
」
相葉「
二宮君、食べてる場合じゃないですよ、一緒にやりましょう。
」
二宮「
私まだ食べてないです。
」
相葉「
出来立てを食べたほうがいい。
」
松本「
相葉母の直伝の焼きそば。
」
相葉「
そうです。相葉母の焼きそばを今から作ります。
」
相葉「
まず用意するものから行きましょうか。
」
二宮「
はい。
」
相葉「
蒸し麺2玉、
焼きそば大1枚。
」
二宮「
キャベツですね。
」
相葉「
ごめんなさい。
」
会場「
(爆笑)
」
二宮「
焼きそば大ですよ、みなさんご用意してください。
蒸し麺と、焼きそば大ですよ。
」
会場「
(笑)
」
相葉「
もう1回最初から行きます。
蒸し麺2玉、
キャベツ大1枚、イカゲソ2杯分、ピーマン1個、ニンジン6分の1本、
ニンニク1かけ、さくらえび大さじ2、お酒大さじ1、だし汁50cc、
とんかつソース大さじ2、ウスターソース大さじ1。塩、コショウ、サラダ油少々。
」
二宮「
相葉さん、
」
二宮「
メモるにはちょっと材料が多すぎませんか?
」
会場「
(笑)
」
相葉「
すみません。結構手間かかってたんだね。
」
二宮「
ちょっと、最初の方を(映像に)出しておいてください。
」
二宮「
これまだみんなメモってないかもしれない。
」
相葉「
ごめんなさいね、ちょっと。
」
二宮「
これででも、相葉家の焼きそばはできるわけだよね。
」
相葉「
できます。
」
二宮「
まず最初、どうしましょう?
」
相葉「
まずね、油。
」
二宮「
何ccですかね?
」
相葉「
油はね、1.5秒。
」
会場「
(笑)
」
二宮「
1.5秒って…。
」
(相葉君、油を1秒も入れていない)
二宮「
油1秒でいいですか?
」
相葉「
はい、油1秒。
」
相葉「
そしたらニンニク行きましょうか。だいぶあったまってるから。
」
二宮「
ニンニク、はい、行きます。
」
相葉「
お願いします。
」
(櫻井君・大野君・松本君は、最初に紹介されていたお弁当を食べている)
松本「
両方ともすごい美味しいよ。
」
相葉「
ホント?
」
二宮「
ニンニクは1かけですね。
」
相葉「
1かけ入ります。これでね、風味が出るまでちょっとやってみましょうか。
あ、もう風味出たんでいいです。行きます。
」
二宮「
はい。
」
相葉「
そしたら、イカゲソを加えます。
」
二宮「
イカゲソ、入れまーす。2杯分。
」
(櫻井君、お弁当の焼きそばを食べている)
櫻井「
このね、イカゲソが美味しいですよ。非常に。
」
二宮「
珍しいよね、食感と言い、なんか。
」
相葉「
なんでイカゲソだったんでしょうね。今度聞いときます。
」
大野「
何でお肉入ってないの?
」
相葉「
ね。
」
二宮「
お肉好きだって言ってたのに、入ってないんだね。
」
相葉「
鶏肉が好きだったんすよ。
」
櫻井「
唐揚げはね。
」
松本「
オムライスの中に鶏肉入ってるから。
」
大野「
バランスかね?
」
松本「
そうじゃない?
」
相葉「
イカの色、変わってきましたんで、ニンジン、ピーマン、キャベツ、
サクラエビを加えて…
」
(相葉君、材料を入れるときにもフライパンを動かしている)
二宮「
入れるとき、できれば止めていただきたいんですけど。
」
相葉「
あ、そーか。
」
二宮「
すいません。
」
櫻井「
グルグル回してるから、相葉さん。
」
二宮「
はい、これで一通り入りましたね。
」
相葉「
で、お酒を入れて…
」
二宮「
あ、こぼした
」
会場「
(笑)
」
相葉「
ちょっと少なくなりました。
」
櫻井「
たまに嫌味言ってるな。(お酒をこぼした二宮君に対して)
」
会場「
(笑)
」
相葉「
(二宮君に向かって)そんなことないよね。
」
二宮「
そうですね
」
相葉「
仲良くやってるもんね。
」
二宮「
仲良くやってますよ。
」
二宮「
すごいね。
」
松本「
とんかつソースとウスターソースを2つ使うんすか。
」
相葉「
そうなんです。
」
二宮「
これを朝から作ってくれた、感謝だよ。
」
相葉「
感謝だねー。
」
松本「
相葉さん、あれですよね、ウスターソースのこと、ずっとウィスターソースって
言ってたよね。
」
相葉「
それ、ワクワク学校で初めて知ってさ、ウスターって。
それからは絶対ウスターソースって言ってる。
」
松本「
間違いに気付いたの?
」
二宮「
いや、ウィスターっておかしいですから。
」
二宮「
こうなったら?
」
相葉「
こうなったらですね、
」
二宮「
まだ麺入れないんですね?
」
相葉「
そうですね。だし汁を加えて…。
あ、蒸し麺とだし汁を一気に入れる?
」
二宮「
一気に行く?
」
相葉「
(小声で)蒸し麺を入れて、だし汁も行っちゃおう。
」
相葉「
わ〜。
」
二宮「
美味そう。
」
櫻井「
相葉君、自分ちで自分でこれ作れるんじゃ?
」
相葉「
そうね。レシピを聞いたからね。
」
二宮「
そうだよ。作ってあげなよ、お母さんに。
」
大野「
そうだよ。
」
相葉「
逆ね。
」
二宮「
逆だよ。
」
松本「
喜ぶよ、作ってくれたら。
」
相葉「
子供が作ったらうれしいんだよね。
子供いないからわかんないけどさ。
」
会場「
(笑)
」
二宮「
そんな切ない料理番組、嫌だ
」
会場「
(笑)
」
相葉「
そしたら、ウスターソースを入れてください。
」
二宮「
ウィスターソースですね?
」
相葉「
ウスターウスター!
」
松本「
これどっちですか?
」
二宮「
これは、ウィスターです。
」
相葉「
ウスターです!
」
松本「
ウスターの方ですか?ウィスターじゃなくて?
」
相葉「
ウスターです。
」
松本「
ウスターの方ですか。
」
相葉「
ウスターなんですか。ハハ。
」
会場「
(笑)
」
相葉「
とんかつソース入れます。
」
相葉「
とんかつソース入れるって、珍しくない?
」
二宮「
珍しいね。
」
相葉「
(小声で)広がんの?
」
(補足:自信がないときに小声になるようです)
櫻井「
相葉さんのこの焼きそばは、お父さんじゃなくてお母さんが作ってくれたの?
」
相葉「
お母さんですね。
ウチの親父、あんまり厨房以外、キッチンに立ってるの見たことない。
」
櫻井「
じゃ、お弁当だけじゃなくて、晩ご飯食べるときもお母さん?
」
相葉「
そうですね。
」
二宮「
厨房だけなんだね。
」
相葉「
職人だね。
」
大野「
職人ねぇ〜
」
相葉「
よし、もうできたな。これ。
」
二宮「
あの、塩とコショウで…。
」
相葉「
あ、そうだ。
」
二宮「
塩を、どれくらい?
」
相葉「
んー、2秒。塩2秒でいいです。
」
会場「
(笑)
」
二宮「
塩2秒でございます!
」
櫻井「
どういう計り方なんだろう。
」
相葉「
コショウは3秒で。
」
相葉「
で、できあがりです。
そしてですね、お弁当に入れるということだったんで、麺がくっつかないように、
また油を入れるんですって。最後に、コーティングする。
」
大野「
へ〜。凝ってるねぇ。
」
相葉「
これはでもちょっとでいいよね。ベタベタになっちゃうから。
」
相葉「
…。0.5。
」
会場「
(笑)
」
二宮「
コーティングするだけでいい?
」
相葉「
そうです。
」
二宮「
相葉さん、混ざってないっす。
」
相葉「
で、今回はバーベキュースタイルということで、鍋のまま持って行きましょう。
そっちへ。
」
松本「
あ、いいね。
」
二宮「
これ(取り分けるもの)あったほうがいいのかな?
直箸でいいのかな?
」
相葉「
直箸でいいです。GBで行きます。
」
松本「
GB、GB。
」
二宮「
GB流行ってんすかね?
」
相葉「
10年前くらい?
」
松本「
俺らずっとGBって言ってるよね。
」
相葉「
はい。完成!
」
会場「
(拍手)
」
二宮「
じゃ、いただきます!
」
櫻井「
サクラエビも入ってるんだ。
」
大野「
豪華だね。
」
松本「
んー、うまい!
」
二宮「
うまい!
」
大野「
あ〜うまい。
」
櫻井「
甘い!
」
相葉「
そう、甘かった。
」
櫻井「
あ、そう。子供ながらにも?
」
相葉「
うん、甘い。美味い。
」
櫻井「
うまいね。
」
相葉「
懐かしい味ですよ。
」
櫻井「
サクラエビがいいね。
」
相葉「
みなさん、食べながら、今日のまとめを聞いてください。
」