(概要)
相葉君の授業は、2つのパートに分かれていました。
前半パートは、この合宿のために、生徒にお弁当を作って来てもらい、そのお弁当を見せてもらう時間でした。
この様子は、大阪初日のレポートに詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。
大阪初日のレポートは ⇒
こちら。
後半パートは、メンバ(毎回一人)の小さい頃に食べていた懐かしのお弁当を用意して、それをメンバで食べてそれについて話す時間です。
また、そのお弁当の中の一品をメンバのお母さんから事前にレシピを聞いて、レシピを見ながら相葉君とそのメンバが再現するコーナーでした。
以下は、今回のレシピ再現の様子をレポートします。
相葉「
僕らも見てたらおなか減ってきませんか。
」
二宮「
いや、もちろんそうですよ。
」
相葉「
減ってきたー?
」
相葉「
じゃ、みんなが食べてる間に、僕らも食べましょうよ。
」
相葉「
こっちに来てください。
」
二宮「
食べていいんだ。
」
松本「
相葉先生の授業はいつもごはん食べれるからねー。
」
二宮「
そうだねー。
」
相葉「
さぁ、今日はですね、嵐のメンバが食べていたお弁当をお母さんたちに、小さい頃どんなお弁当を食べていたのかを聞いて、
再現しておりますので、メンバを一人、この中から選んでください。(二宮君にボックスを差し出す)
」
二宮「
あ、私がね?
」
相葉「
はい。
」
相葉「
誰のお弁当を紹介するか。
」
二宮「
これでいいかな?
」
(ボックスからボールを取り出す)
二宮「
あっ、J.
」
相葉「
潤ちゃん。
」
櫻井「
はは…
」
相葉「
潤ちゃんのお弁当を紹介します。
」
松本「
はい。
」
二宮「
あらっ。
」
相葉「
こちらです。かわいらしいですねー。
」
相葉「
行きますよ。松本君のお母さん、失礼します。オープン!
」
会場「
おおーっ。
」
相葉「
何と、2段です。
」
櫻井「
あらっ!
」
二宮「
あら、ま〜
」
相葉「
可愛い!
」
櫻井「
可愛いけど、これ作るの大変だぜ。
」
松本「
こうだったなー。こうだった。
」
相葉「
覚えてます?
」
松本「
うん。ちっちゃいころね。幼稚園の頃とか。
」
相葉「
1個1個さぁ、ちゃんとラップで包んであって。
」
櫻井「
これ、なに、お弁当箱は違うの?
」
相葉「
でも一番似てるやつを。
」
松本「
こういう感じの大きさだった。
」
相葉「
せっかくだから、みなさん食べてみませんか。
」
二宮「
いいんですか?
」
相葉「
レシピを聞いて再現してるんで。
」
櫻井「
彩りがさぁ、綺麗だよね。
」
相葉「
サンドイッチがロール状になっていて、1個ずつラップで包まれてます。
そして、手羽先の甘辛煮。それとほうれん草入りだし巻き卵。
たこさんウインナーも入っていて、ベーコンのアスパラ巻きと。
」
二宮「
あっ、うまいっ!
」
相葉「
懐かしい?
」
松本「
懐かしい。卵サンド、大好きだったんだよね。今も好きだけど。
」
相葉「
1個1個ラップしてるっていうのがさ、すごく几帳面に作ってくれてるよね。
」
二宮「
偉いよね。
」
相葉「
愛があるよね。
」
相葉「
こんな松本君の、潤ちゃんのお母さんからコメントあります。
」
相葉「
潤は、彩がきれいで、食べやすいお弁当が好きでした。
食材の好き嫌いはありませんでしたが、揚げ物が好きではなかったので、
鶏肉はから揚げではなく、手羽先を甘辛く煮たものを作りました。
サンドイッチは具をロール状にして、ラップで一つずつ包んで食べやすいようにしました。
野菜とフルーツは必ず入れていました。
ラップはキャンディのように両端を絞ります。
」
相葉「
とのことでした。
」
相葉「
覚えてますか?
こんなに手をかけてくれていたんです。お母さんは。
」
二宮「
ねぇ。
」
松本「
普通に食べてたけれども。
」
相葉「
そうだね。
」
松本「
栄養のバランスもそうだし、嫌いな食べ物を好きなものと一緒に混ぜてくれたりとかね。
」
相葉「
そう。
」
二宮「
揚げ物は嫌いだって言うから甘辛く煮たり。
」
松本「
すいません。
」
二宮「
ねぇ。
」
相葉「
感謝ですよねぇ。
」
松本「
なんか、やっぱり性格出るね。
」
櫻井「
なんか松潤のお母さんの几帳面さっていうか。
」
相葉「
だってさぁ、大阪でも松本君の家のお弁当を紹介してもらいましたけど、
おにぎりもふりかけを自分で作るって言ってたよ、お母さん。
」
相葉「
で、そちらへ今日用意しています。
」
(小ぶりのふりかけがかかっている彩りが綺麗なおにぎり5個がうつされる。1個1個ラップに包まれている。)
相葉「
これが松本君の家のお弁当に入っているおにぎりですよ。
」
大野「
やっぱサランラップですね。
」
二宮「
すげーなー。ホントにすごい。
」
相葉「
ねぇ。
」
相葉「
まだまだ潤ちゃんのお母さんからメッセージ来てますから、読ませていただきます。
」
相葉「
潤は、好き嫌いのない子供でしたので、分量だけを気を付けていました。
ただ、おにぎりの海苔だけはパリパリでないと嫌がるので、
海苔は別にして、食べるときに巻くようにしていたのを思い出します。
」
二宮「
えー。
」
松本「
そうでした。
野球やるときとか、少年野球やっていたんで、昼いっつもおにぎりなんだけど、
朝作ってもらった時におにぎり巻いていると、アルミホイルとか取った時に、
全部アルミホイルにくっついちゃうわけ。
」
相葉「
わかるわかる。
取れちゃう、それが嫌でね。
」
松本「
それが嫌で、海苔だけ別に入れておいてもらって、自分で巻いて食べる。
」
二宮「
すごい。
」
相葉「
とにかく、べたーっとついた海苔が食べるときにはがれるのが嫌だということだったんで、
そしたらふりかけをまぶしたものや、海苔のない塩むすびとかもあった?
」
松本「
あった。
」
相葉「
っていうのを毎日持ってってたね、というお母さんからのメッセージでした。
」
櫻井「
何がすごいって、これだけのコメント書くのも大変よ。
」
相葉「
そうだよ。
」
二宮「
お母さんすごいよ。
」
相葉「
なので。
」
二宮「
なので?
」
相葉「
今日は。
」
二宮「
今日は?
」
相葉「
松本君家の
」
二宮「
ほう
」
相葉「
手羽先の甘辛煮の作り方を皆さんにご紹介します。
」
二宮「
松本家。
」
相葉「
これを食べれば、潤ちゃんになれます。
」
(会場、わぁ〜、わぁ〜、大盛り上がり)
相葉「
なれない!
」
(会場、はは…、大笑い)
相葉「
それはなれないけども。
」
相葉「
松本君、ちょっと手伝ってもらっていいですか。
」
松本「
はいはい。
」
相葉「
これもね、手が込んでるんですよ。から揚げが嫌いだっていうから。
」
松本「
どうもすいません。
」
松本「
すごいねー。俺も作り方知らないよ。
」
(エプロンつけて料理の準備のために手を洗う松潤)
松本「
あ、すいません大野さん、手、洗っちゃいました。
」
(櫻井君の授業で松本君と大野君がケニアの挨拶したときに、手を洗わない、自然乾燥と誓い合ったから)
会場「
(笑)
」
相葉「
料理するからごめんなさい。いいっすか?
」
松本「
すいません。
」
大野「
終わったらね。
」
相葉「
後でまたつけてやってください。
」
大野「
また終わったら、すぐやるね。
」
相葉「
じゃあ、まずですね、用意するもの、ご紹介します。
」
相葉「
手羽先6本、水100cc、お酒大さじ3杯、砂糖大さじ1杯、みりん大さじ2杯、
醤油大さじ1と2分の1、しょうがスライス3枚、にんにく2分の1かけ、
を用意します。
」
相葉「
そしてですね、行きますよ。ここからバンバン行かないと時間なくなっちゃうから。
」
相葉「
手羽先はですね、裏っかえしにして、ここに骨が2本あるんですよ。
」
二宮「
ありますね。
」
相葉「
この間をちょっと切れ目を入れます。
」
櫻井「
なぜ?
」
相葉「
これはね、味をしみこみやすくするのと、火の通りがよくなるんです。
」
二宮「
なるほどです。
」
松本「
裏側がいいのね?
」
相葉「
裏側。
」
松本「
皮側じゃなくて。
」
相葉「
はい。
骨と骨との間です。
」
二宮「
これをやっていたんだよ。
」
二宮「
潤!
」
松本「
はい。
」
二宮「
感謝だな。
」
松本「
はい。
ここまで大きく育ててくれてありがとうって感じです。
」
相葉「
そうだね。
」
相葉「
じゃあ、さっそく調理始めます。これで下準備OKです。
」
相葉「
まず油、えーとフライパンに油を、だいたい0.5秒くらいです。
」
櫻井「
秒?秒なのね?
」
松本「
0.5秒くらい。1秒までいかないくらいですね。
」
二宮「
秒数、やめてほしいんだよなぁ…。
」
相葉「
そして強火にします。
」
松本「
秒数って、出る口の大きさによって、出方違うと思うんです…。
」
櫻井「
相葉君の料理番組とか、超面白そうだよね。
」
大野「
全部秒だよ。
」
二宮「
火加減は言えるの?普通に。
」
相葉「
火加減は強火にしてください。
」
松本「
週5日あったら、3日くらいはできなそうだもん。
」
相葉「
あの、皮側をね、フライパンの方に。
」
二宮「
あ、いい音。
」
松本「
皮の方なの?
」
相葉「
皮の方。
」
二宮「
料理やる割には、なんかさ、火にいつも怯えてるよね。
」
大野「
すごい、今。
めっちゃ跳ねてる。
」
相葉「
で、これ、1,2分待ちます。
跳ねるんで、こうやってガードします。
」
(フライパンの蓋を盾にしてる相葉ちゃん)
会場「
(笑)
」
松本「
いやいや、そのためじゃないでしょ。
」
松本「
ガード用じゃないから。
」
櫻井「
それ、シールドなの?盾なの?
」
二宮「
蓋じゃないのね、それ。蓋かと思ってたよ。
」
相葉「
わかんない(笑)
顔だけは守ってください。
」
櫻井「
くだらねぇ〜。
」
二宮「
それ、(蓋を)閉じちゃった方がいいんじゃないの?違うの?
」
大野「
あっつ!
」
大野「
こっち飛んでくるんだけど。
」
相葉「
ごめんなさい。
」
二宮「
閉じてよ。
」
相葉「
閉じます?
」
二宮「
ねぇ、お願いするから。
」
相葉「
わかりました。閉じます。
」
(相葉ちゃん、フライパンに蓋をする)
松本「
閉じたら蒸しちゃうけど、いいの?
」
相葉「
ダメです、ダメです(汗)
」
松本「
なんだ、ダメなのかよ。
」
相葉「
困っちゃうよ、余計なこと言うから。
」
櫻井「
相葉君、最近料理したの何ですか?
」
相葉「
最近…、あんまりしてないかなぁ。
」
松本「
なんかもう、カリっとしてそうだよ?
」
相葉「
裏、ちょっと見てみますよ。
」
相葉「
あぁ、いいですね。こういう焦げ目が付くくらいでひっくり返してください。
だいたい1,2分経ったらひっくり返しましょう。
」
大野「
いい音だね。
」
櫻井「
いいね。
」
松本「
盾は左手?
」
相葉「
盾は左手です。右手にトング。
」
松本「
盾じゃねーから。
」
二宮「
盾、持ってないっすよ、普通の人たち。
」
相葉「
そしたら味付け、もう行きますよ。
」
松本「
はい。
」
相葉「
松本君、全部行きます。
水から行ってください。
」
松本「
はい。
」
相葉「
水100cc。
」
松本「
水100cc、入れまーす。
」
相葉「
続いて、お酒、大さじ3杯、みりん、醤油、そして砂糖。
」
松本「
砂糖入れます入れます。
」
松本「
そしてしょうがを3かけ、とにんにく半分すね。
」
相葉「
そして、これ朝ですからね。お弁当ですからね。
」
相葉「
で、ですね、
」
二宮「
甘辛煮っていうくらいだからね。
」
相葉「
これで中火にしましょう。
」
二宮「
真ん中ね。
」
松本「
どれくらい煮るんすか?
」
相葉「
30分です。
」
松本「
30分も?!
」
会場「
えーっ。
」
相葉「
朝から30分。
」
二宮「
朝からねぇ。
」
櫻井「
朝から30分もびっくりですし、今から30分この状態で持たせられる自信が正直ないです。
」
相葉「
じゃみなさん、しばしご歓談を。
」
二宮「
あのー、30分間?
」
相葉「
って言うと思います?ちゃんと用意してるに決まってるじゃないですか。
」
相葉「
じゃあ、目、つぶってください。
」
二宮「
いや、そんなすぐできるわけないよ。30分かかるんだから。
無理だよ、そんなのは。
」
相葉「
目つぶってて、ほら。
」
相葉「
(小声で)せーのっ。
」
(相葉ちゃんと松潤、調理済みのフライパンと入れ替える)
松本「
パァ!(両手を広げて)
」
相葉「
できました!
」
二宮「
え?
」
松本「
できた〜。
」
相葉「
いぇーい。
」
相葉「
30分経ったので、できましたよ〜。美味しそうでしょ?
」
相葉「
30分経つとこうなりますんでね、みなさん。
」
相葉「
こちらの方、じゃ、ちょっと皆さんに食べていただきますんで。
」
櫻井「
あ、美味そう!
」
櫻井「
気持ち、お肉も大きくなった気がする。
」
会場「
(笑)
」
相葉「
それはごめんなさい。サイズが多少…個人差があります。
」
相葉「
あ、違う。鳥差(とりさ)があります。
」
二宮「
鳥差?
」
二宮「
え?個人差じゃなくてなんつった?
」
櫻井「
個鳥差?(ことりさ)
」
相葉「
個鳥差、個鳥差。
」
(翔君爆笑)
相葉「
どうぞー、持って行ってください。
」
松本「
完成ですか?
」
相葉「
はい、完成です!
」
松本「
やったー。
」
櫻井「
素晴らしい。
」
相葉「
はい、できましたー。
」
相葉「
松本家の手羽先の甘辛煮、です。
」
松本「
どうぞ。
」
大野「
うわぁ。
」
二宮「
すごいじゃないですか。
」
二宮「
じゃあ、まず松潤も、Jが食べてみて、どうか。
」
櫻井「
まず潤が食べてみて、これです、となればね。
」
二宮「
そう、我々もいただくから。
」
相葉「
うまく再現されているでしょうか、どうでしょうか。
」
(松潤、素手で手羽先を掴んで自分のさらに取ろうとする)
松本「
あっち!
」
会場「
(笑)
」
相葉「
できたてなので。
」
松本「
あ、うん。(指を)舐めただけで懐かしい味がした。
」
相葉「
ホント?
」
大野「
すごいなぁ。
」
松本「
いただきまーす。
」
松本「
あぁ、懐かしい。
」
松本「
まさにこれですよ。
」
相葉「
美味しいですねぇ。
」
櫻井「
じゃあ、いただきまーす。
」
松本「
何かね、長く煮込むことによって、鶏自体が柔らかくなるんだよね。
で、ちょっとなんかこう、何て言うのかな、トロっとするっていうか。
」
相葉「
なんか、コラーゲンっぽいに感じになる?
」
松本「
そうそう。
」
櫻井「
美味しいわ。柔らかくて。
」
大野「
うわ、柔らかっ。
」
櫻井「
なんか、今温かいからあれだけど、お弁当の中に入っていて冷えていても美味しそう。
」
相葉「
味がしっかり染み込んでいれば。
」
二宮「
美味い!
」
相葉「
リーダーも?美味しい?
」
大野「
美味い!
」
大野「
でもこれ、でかいよね。
」
相葉「
でかいねー。
」
二宮「
立派だよね。
」
松本「
手羽がでかいいだよ。
」
相葉「
ぜひ、生徒の皆さんもお時間のある時にやってみてもらえたらうれしいなと思います。
」