「カチカチ」の授業
2012/7/15 2部
授業のテーマは「人間の先入観」。
先入観でしばられたカチカチの頭を柔らかくする授業。
二宮「授業を始める前に問題を出します」
問題「ある日、一人の少年が、海外に出かけるお父さんを空港で見送った後、
階段を踏み外して落下し重傷を負ってしまいました。
すぐに救急車で病院に運ばれ緊急手術をすることに。
オペ室に現れたのは、病院一腕のいい外科医。
しかし、外科医は少年を見るやいなや真っ青になり
『これは、私の息子です…』とつぶやきました。」
二宮「こんなことがあり得るのでしょうか?」
相葉「はあ?」
松本「あり得るんじゃない、その外科医がお母さんだった」
櫻井「海外に出かけるってお父さんが言ったけど実はそれが嘘だった」
大野「あり得る。その医者が単純に間違えた。本当の息子にそっくりだった」
二宮「あ、違います」(会場笑)
相葉「俺はあり得ない。息子は飛行機に乗っていないんだよ!」
松本「怪我したのがお父さんで、外科医はお祖父さんだった」
二宮「真面目に考えてくれてすごく嬉しい」
櫻井「皆と違うけど、真っ青になった理由は、その外科医が病院一の腕じゃなかった」(会場笑)
二宮「正解がありました。松本君の『外科医がお母さんだった』です」(会場拍手)
この問題は「外科医というと男の人という思い込みがあると解けない」という導入をやった後に、
二宮先生はカチカチの授業に入りました。
「先入観を取り払い 可能性のドアを開けよう」和也